![]() ヴォーカル・アンサンブル カペラは昨年ジョスカン・デ・プレのミサ曲全18曲の演奏を終え、今年から年1回の演奏会で、ジョスカンのモテットと世俗歌曲の全曲演奏をスタートします。 その記念すべき第1回が今月、10月18日(土)と30日(木)に行われます。2回とも内容は同じです。 (お問い合わせ:大塚 otsuka@fonsfloris.com) ジョスカンのミサ曲では、ミサ通常唱という同一の歌詞が曲ごとにどれほど違ったアプローチで作曲されているか、その多様性に毎回驚かされました。 モテットとシャンソンでは、今度はすべての曲が違う歌詞です。 それに対応したジョスカンの音楽はミサ曲にもまして多様です。 どの曲も個性的で、演奏していて飽きることがありません。 そして歌詞の由来、その意味するところ、曲ごとのスタイルや、作曲の技法、同時代の他の作曲家たちとの関連など、調べていくと本当に興味が尽きません。 今回は「ミサのモテット」motetti missales とよばれるジャンルと関わりのある、感動的な連作モテットがプログラムの中心です。 これは何も難しいことを語る必要ありません。 歌詞を読み、それを語りかけてくる音楽に身を任せてください。 16世紀初頭のミラノを通って、キリストの受難の場面、さらには自らの魂の奥底にたどり着くことでしょう。 そして、シャンソンと交互にリュート奏者金子浩によるビウエラ独奏を挟むことにしました。 スペインの哀愁漂うギターの前身である撥弦楽器ビウエラ・デ・マーノの響きは、ジョスカンのシャンソンと共に美しい世界を作り出してくれることと思います。 *~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~* ジョスカン・デ・プレ モテットとシャンソン連続演奏1 苦しみのキリスト、愛の苦しみ
出演
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(トップレベルの舞台芸術創造事業) *
by fons_floris
| 2014-10-15 22:56
| カペラ
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