カペラ:直前メッセージ! 花井哲郎(2014年10月18日、30日)
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ヴォーカル・アンサンブル カペラは昨年ジョスカン・デ・プレのミサ曲全18曲の演奏を終え、今年から年1回の演奏会で、ジョスカンのモテットと世俗歌曲の全曲演奏をスタートします。


その記念すべき第1回が今月、10月18日(土)と30日(木)に行われます。2回とも内容は同じです。

(お問い合わせ:大塚 otsuka@fonsfloris.com




ジョスカンのミサ曲では、ミサ通常唱という同一の歌詞が曲ごとにどれほど違ったアプローチで作曲されているか、その多様性に毎回驚かされました。


モテットとシャンソンでは、今度はすべての曲が違う歌詞です。


それに対応したジョスカンの音楽はミサ曲にもまして多様です。


どの曲も個性的で、演奏していて飽きることがありません。


そして歌詞の由来、その意味するところ、曲ごとのスタイルや、作曲の技法、同時代の他の作曲家たちとの関連など、調べていくと本当に興味が尽きません。



今回は「ミサのモテット」motetti missales とよばれるジャンルと関わりのある、感動的な連作モテットがプログラムの中心です。


これは何も難しいことを語る必要ありません。


歌詞を読み、それを語りかけてくる音楽に身を任せてください。


16世紀初頭のミラノを通って、キリストの受難の場面、さらには自らの魂の奥底にたどり着くことでしょう。



そして、シャンソンと交互にリュート奏者金子浩によるビウエラ独奏を挟むことにしました。


スペインの哀愁漂うギターの前身である撥弦楽器ビウエラ・デ・マーノの響きは、ジョスカンのシャンソンと共に美しい世界を作り出してくれることと思います。


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(チケットお問い合わせ・申込:大塚 otsuka@fonsfloris.com

ジョスカン・デ・プレ モテットとシャンソン連続演奏1
苦しみのキリスト、愛の苦しみ
2014年
10月18日(土) 午後4時 聖母病院聖堂(交通案内
10月30日(木) 午後3時 ウェスレアン・ホーリネス教団 淀橋教会小原記念聖堂(交通案内

公演ちらしジョスカン・デ・プレ Josquin des Prez (1450/55?-1521)
連作モテット「御顔を覆われていたかたよ」 Qui velatus facie fuisti
「めでたし まことの御体」 "Ave verum corpus"
「星輝くオリンポスからここへ」" Huc me sydereo"
「ああ善き、そしていとも甘美なるイエスよ」 "O bone et dulcissime Jesu"
「物憂げな心」 "Cuer langoreulx"
「数々の後悔」 "Plusieurs regretz"
「千々の後悔」 "Mille regretz
"

2013年にジョスカン・デ・プレの全ミサ曲の演奏を 達成したヴォーカル・アンサンブル カペラが、今度は ジョスカンによるすべてのモテットと世俗歌曲の演奏シリーズを始めます。
毎年の定期公演の中で1回を充て、全曲の演奏を目指します。 第1回は、キリストの苦しみをテーマとしたモテットと、愛の苦しみを歌うシャンソンを集めました。
特に連作モテット「御顔を覆われていたかたよ」は、 6曲で一組の大規模なモテットで、ミラノの宮廷との関わりが指摘されています。当時スフォルツァ公に仕えていた作曲家たちのスタイルを踏襲した、おそらく はミサ曲の代わりとして演奏された作品で、十字架の 苦しみによって人類をあがなったキリストへの切実な祈りの歌です。

愛の苦しみ、悲しみを歌ったシャンソンと共に、身をさくような、深みのあるジョスカン・サウンドを堪能できるプログラムです。

出演
superius 花井尚美 安邨尚美
contratenor 青木洋也 望月裕央
tenor 及川豊 根岸一郎
bassus 櫻井元希 花井哲郎 Maestro di Cappella=音楽監督
ゲスト出演
vihuela 金子浩


チケット料金
前売: 一般 4,200円 ペア 7,400円 
当日: 一般 4,700円
学生 2,500円(前売、当日とも)
※全自由席(会員優先席あり)※学生券は、学生証を提示のうえお求めください

前売券取扱
東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650
 ※セブン-イレブンでの引取可能 ※現在休館中のため窓口取扱いはありません
東京古典楽器センター 03-3952-5515
スペース・セント・ポール(東京カテドラル内) 03-5981-9009
サンパウロ(「四谷」駅前) 03-3357-8642


助成:文化庁文化芸術振興費補助金(トップレベルの舞台芸術創造事業)
後援:ベルギー王国大使館


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by fons_floris | 2014-10-15 22:56 | カペラ
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