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【カペラ】エル・グレコ展記念演奏会に出演! 花井哲郎
ビクトリアは一昨年が没後400年ということで、カペラでも東京、西日本各地で演奏したほか、NHK-FMの特別番組でもカペラの演奏が放送されました。今回はエル・グレコ展にちなんで、そのスペインの同時代者、同様の宗教的情熱の体現者ということでビクトリアのレクチャー・コンサートが開催されることになりました。

エル・グレコとビクトリアは全く異なる個性の芸術家ですが、展示を見ていると、なぜかビクトリアの音楽が頭の中に流れてきてしまいます。そうするうちに、だんだんひらめいてきました。



この、力強く、時にデフォルメされたエル・グレコの画風は、ビクトリアの音楽とその演奏に通じるところがあるのだ、と。端正な、整った響きではありません。ビクトリアのうねるような、何かがほとばしり出てくるような、そういう旋律線は、エル・グレコの絵のように表現することで、本当に生きてくるのだと感じました。そして展示最後の大作にして今回の目玉「無原罪のお宿り」に至って、ビクトリアのモテット「わたしは美しいものを見た」 Vidi speciosam が私の中でぐるぐる回っていました。

今回はカペラのメンバーに若手歌手が加わり、さらに響きに豪華さを増しています。どうぞお楽しみに。

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エル・グレコ展記念音楽会
”ヴォーカル・アンサンブル カペラ” レクチャー・コンサート
「エル・グレコの同時代者 ビクトリアの音楽」


エル・グレコと同時代にスペインで活躍し、作風の共通性も指摘される作曲家、トマス・ルイス・デ・ビクトリアを紹介します。

日時:2013年 3月 2日(土)14:00開演(13:30開場)
会場:東京都美術館講堂(定員230名)
料金:1,000円(「エル・グレコ」展のご入場には別途観覧料が必要です)
※東京都美術館内ミュージアム・ショップにて発売中

お問い合わせ:東京都美術館事業係 03-3823-6921

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曲目(予定)
トマス・ルイス・デ・ビクトリア
Tomás Luis de Victoria (1548-1611)

1. グレゴリオ聖歌 入祭唱「すべてのもの、主にあって喜ぼう」
 Gregorian chant, Introitus: Gaudeamus omnes in Domino
2. トマス・ルイス・デ・ビクトリア ミサ《めでたし 海の星》より
 キリエ、グロリア
 Tomás Luis de Victoria, Missa Ave maris stella
 Kyrie/Gloria

3.グレゴリオ聖歌 レスポンソリウム「闇が地を覆った」
 Gregorian chant, Responsorium: Tenebrae factae sunt
4.トマス・ルイス・デ・ビクトリア 「闇が地を覆った」
 Tomás Luis de Victoria, Responsorium: Tenebrae factae sunt

5. トマス・ルイス・デ・ビクトリア「わたしは美しいものを見た」
 Tomás Luis de Victoria, “Vidi speciosam”


演奏:ヴォーカル・アンサンブル カペラ vocal ensemble Cappella

スペリウス superius:
花井尚美 安邨尚美 鏑木綾 田村幸代

コントラ・テノール Contratenor:
望月寛之 金沢青児

テノール Tenor:
及川豊 根岸一郎

バッスス Bassus:
櫻井元希
花井哲郎(Maestro di Cappella=音楽監督)

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カペラの他にも記念講演や演奏会があります。詳細はエル・グレコ展のサイトをご覧ください。

「エル・グレコ展」講演会、関連イベントのページへ

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by fons_floris | 2013-02-08 22:00 | カペラ
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