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【カペラ】マエストロより直前メッセージ! 1月13日、14日公演

今年はジョスカンのミサ《ロム・アルメ》を2曲、1月と4月に演奏します。まずは第6旋法のミサ《ロム・アルメ》からですが、この曲は何といっても「わかりやすい」のが特徴ではないかと思います。ルネサンスのミサ曲の中にはとっつきにくく、何度も聴いたり、実際に歌ってみたりして、やっとその素晴らしさがわかってくるような曲も結構あります。オケゲムのミサ《カプト》など、そのいい例でしょう。それが、このミサ《ロム・アルメ》では、ほとんどヘ長調のようにみえる第6旋法の、「調性的」とも思えるような作りのせいもあって、初めてお聴きになる方もすぐに親しむことができるでしょう。楽しげなロム・アルメの旋律がミサ全体にあふれているのも魅力のひとつです。詳しくは解説(公演当日までの限定公開中!http://www.fonsfloris.com/cappella/20130113.htm)に書きましたので、ぜひお読みになってみてください。




この曲は記譜上はかなり低い音域で書かれていて、他のジョスカン作品とは楽譜の見た目はかなり違います。もちろん測定できるような標準ピッチなど存在しない時代ですから、特に声楽のみで演奏する場合は現代の a=440ヘルツ等にこだわる必要はありません。第6旋法をそのままの高さで記譜したために全体を低く書かざるを得なかったのではないか、とも推測されます。それでカペラは、グループとしての持ち味が一番よく出せる高さで歌います。いろいろなピッチで歌ってみた試行錯誤の結果です。楽譜をご覧の方がいらっしゃいましたら、違う「調」で歌っているように聞こえるかもしれませんが、あしからず。

今回のもう一つの目玉はモテット「イエス・キリストの系図」です。マタイによる福音書冒頭にある、名前を羅列しただけの歌詞です。電話帳を読み上げているのとあまり変わらないかもしれません。それが実に変化に富んだ、素晴らしい音楽になっているのです。天才ジョスカンならではの驚嘆すべき作品と言えます。
皆様のご来場を心からお待ちしています!

(花井哲郎)

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ジョスカン・デ・プレ ミサ曲連続演奏会
第6旋法のミサ《ロム・アルメ》

2013年1月
13日(日)午後4時 カトリック由比ガ浜教会
14日(月・祝)午後4時 聖アンセルモ・カトリック目黒教会

チケット料金:
13日(由比ガ浜)
前売:一般3,500円 ペア6,000円
当日:一般4,000円 学生:2,500円*
14日(目黒)
前売:一般4,000円 ペア7,000円
当日:一般4,500円 学生:2,500円*
いずれも全自由席(会員優先席あり)
*学生券は、学生証を提示のうえお求め下さい

前売券取扱:
東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650(セブン-イレブンでの引き取り可能)
東京古典楽器センター 03-3952-5515
スペース・セント・ポール 03-3941-4971(カテドラル敷地内)
サンパウロ 03-3357-8642(四谷駅前)
島森書店 0467-22-0266(由比ガ浜公演のみ)

お問い合わせ:
フォンス・フローリス 窪田 m-kubota@fonsfloris.com

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by fons_floris | 2013-01-10 19:30 | カペラ
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