![]() 2013年3月17日(日)午後4時(3時30分開場) 聖母病院・聖堂(東京都新宿区中落合2-5-10) 第13回定期公演 受難のレスポンソリウム 合唱隊によるアカペラの演奏会 イタリアの後期ルネサンスが生んだ作曲家ジェズアルドは、その特異な才能のみならず、ヴェノーザ公国君主としての、音楽家としては特権的な立場から類い希な作品を創り出しました。愛とその苦悩を、大胆な転調と半音階で激しく表現したマドリガーレの数々は、16世紀後半イタリアで特に大きく花開いた世俗ポリフォニーの中でも異彩を放っています。1611年に出版された『聖週間のレスポンソリウム集』はジェズアルドの宗教音楽の傑作です。ここにはテネブレと呼ばれる、キリストの受難と死を記念する聖なる3日間の夜の祈りのための音楽が、一大サイクルとして含まれています。その中心をなすのが、9曲ずつ3日分のレスポンソリウムです。典礼の中で朗読に対する黙想の音楽として歌われるグレゴリオ聖歌のレスポンソリウム(応唱)が、その歌詞と構造はそのままに、6声部の声楽作品として作曲されています。マドリガーレで培われた技法がここでは、キリストの苦悩を表現し、その響きは魂をえぐるようです。 古楽アンサンブル「コントラポント」の一部門として、若手声楽家を中心に結成された新進気鋭の合唱隊が、その音楽的情熱をすべて注ぎ込んだ、渾身の歌唱を披露します。 演奏曲 カルロ・ジェズアルド 『聖週間のレスポンソリウム集』より 聖木曜日のレスポンソリウム(全9曲) 聖金曜日のレスポンソリウム(全9曲) Carlo Gesualdo (ca.1561-1613), Responsoria ad Hebdomadae Sanctae -Responsoria in Coena Domini -Responsoria in Parasceve 演奏: 古楽アンサンブル「コントラポント」合唱隊 ソプラノ 稲田知子 内野明香 鏑木綾 神山直子 田村幸代 中山美紀 アルト 佐藤拓 中村響 成田拓也 テノール・バリトン 櫻井元希 富本泰成 中村康紀 橋本光 林史哉 渡辺研一郎 バス 南方隼紀 西久保孝弘 原田敬大 指揮:花井哲郎 【チケット】前売 一般 4,000円 ペア 7,000円 学生 2,500円*/当日 4,500円(全自由席) 【チケット取扱】*学生券は学生証を提示の上お求め下さい 東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650(セブン-イレブンでの引き取り可能) 東京古典楽器センター 03-3952-5515 スペース・セントポール(東京カテドラル内) 03-3941-4971 サンパウロ(四谷駅前) 03-3357-8642 主催:フォンス・フローリス
by fons_floris
| 2012-12-17 15:20
| コントラポント
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