【6月5日】直前メッセージ! 花井哲郎
シャルパンティエは、録音がかなり充実してきているので、愛好家の皆さんの間では耳にする機会はだいぶ増えたのではないかと思います。それに比べて、日本で実際に演奏されることは稀なのが不思議です。フランス・バロック特有の演奏法がまだ浸透していないせいかもしれませんが、素晴らしい曲がたくさんあるのに埋もれているのが残念です。実は現在出版されている楽譜は、シャルパンティエの全作品のまだまだ一部で、多くの作品は手稿譜のままです。

(今回演奏するMagnificat の手稿譜)
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今回コントラポントが演奏する作品も半分以上が、シャルパンティエの自筆譜を私たちが楽譜に起こしたものばかりで、少なくとも本邦では初演になる曲がほとんどと思われます。これは、今回のプログラムを「聖母の晩課」として、典礼形式で組んだため、出版されていなくてもどうしても組み込みたい曲があったからです。結果的に、知られざる名曲を発掘することになりました。

ただ曲を並べて演奏するのではなく、実際にその曲が響いたコンテクストの中で、17世紀に実際に歌われていたフランス独自のグレゴリオ聖歌と共に、典礼の順番に聞くことで、作品の意味がよりよく理解できることと思います。そして、一度耳にするとやみつきになるようなシャルパンティエの世界にどんどん引き込まれていくことでしょう。フランスの大聖堂を思わせるカテドラルの豊かな残響のなかで、通奏低音に支えられた古楽声楽の美しさを、心ゆくまで堪能してください!


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2013年6月5日(水)午後7時15分
カトリック関口教会 聖マリア大聖堂

シャルパンティエ 聖母の晩課

演奏会の詳細はこちら

ブログ記事【ご案内】6月5日公演
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(前日までは前売料金で取り置きいたします:前売4,500円、ペア8,000円、学生2,500円、当日5,000円)

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by fons_floris | 2013-05-27 23:49 | コントラポント
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